カロリー制限せずに血糖値は下がる?

糖尿病の食事療法として、カロリー制限が主に日本では行われていますが、最近では糖質制限という食事療法が注目され始めています。

 

カロリー制限の食事療法には血糖値を抑える効果もありますが、とにかくカロリー計算が面倒です。また、食事の量が少なく、高カロリーなもの我慢しなければいけないことから、なかなか辛いものとなります。

 

一方で、糖質制限はカロリーにこだわる必要はなく、糖質を制限さえすれば肉やお酒も大丈夫という食事療法なのです。

 

糖質制限が注目されているということは、実はカロリー制限は糖尿病において無意味なのだろうか、と思う人もいるでしょうが、そういうわけではありません。ただ、カロリー制限は患者には難しいものなのです。にもかかわらず、きちんとカロリー制限を守れないと患者のせいということになってしまうのです。

 

そういった点を考えると、糖質制限の方が患者の負担も少なく、楽に行うことができそうですよね。他の先進国では、糖質制限が食事療法の1つとしてきちんと認められています。しかし、日本ではまだまだ糖質制限は普通のことではないように思われています。

 

そもそも、糖尿病の大敵である血糖値の上昇を招くのは、糖質です。炭水化物こそが血糖値を上げるものなのです。

 

ですが、糖尿病患者の中には糖質制限をしない方が良い人もいます。肝機能が低下している場合は、糖質制限をすることでかえって体に負担をかけてしまうのです。

 

医師と相談した上で、カロリー制限か糖質制限のどちらを行うべきか決めた方が賢明でしょう。